2021年11月16日放送のあさイチでオーラルケアのやり方について紹介されました!
舌磨き・歯磨き・デンタルフロスの使い方まで・・・これまでの常識とは違ったことも教えてくれます。
教えてくれたのは歯学博士歯科医師の宮本日出先生と照山裕子先生です。
オーラルケアとは
オーラルケアとは口の中全部をケアすることです。
歯磨きや舌磨き、歯間そうじなどで、オーラルケア用品として歯ブラシ・舌ブラシ・フロス・歯間ブラシなどが含まれています。
オーラルケアの効果の理由
オーラルケアをしておかないと、食べ物や飲み物の汚れや細菌が溜まってきます。
- 歯周病や虫歯
- 口臭
- 歯の着色
- 健康悪化
などを起こしやすくなるため、普段からケアをして予防する必要があるようです。
舌ブラシ・舌クリーナーの使い方
舌を磨くときは、舌を傷つけないように舌ブラシや舌クリーナーを使うのがおすすめ。
汚れた場所:くすんだ白や黄色い部分
使い方
1)やさしく奥から手前にかきだす(磨くというより汚れをかきだすイメージ)
2)鏡を見ながら汚れている部分だけをきれいにする
3)1回かきだしたら水洗いする
4)かき出す目安は3回程度(1日1回 )
5)舌の粘つきがなくなれば OK
舌ブラシ・舌クリーナーがない場合は、濡らしたガーゼやタオルでも大丈夫です 。
※舌苔(ぜったい)とは、舌の上に白い苔(こけ)のようなものが溜まったもので、細菌のかたまりです。
歯周病セルフチェック
歯学博士歯科医師:宮本日出先生が教えてくれました。
1)ポリ袋を用意する
2)ポリ袋の中にゆっくりと息をはく
3)次に匂いをチェック
生ゴミのような臭いがすると歯周病が進んでいるおそれがあります。
朝起きたときや食事前に行うとわかりやすいです。
チェックして異変を感じた時は歯医者へ行くようにしましょう。
口が乾いたら唾液腺マッサージ
口の中の乾燥を防ぐためのマッサージ。
マスクをする機会が増えて、口呼吸になり口の中が乾燥して唾液の量が減っている場合に有効なようです。
- 顎下腺(がっかせん)を親指で内から外へ10回ほど押す(顎下腺:耳たぶからあごの先端の中間あたり)
- 耳下腺(じかせん)に二本の指で10回ほど揉む(耳下腺:耳たぶと頬の中間あたり)
全力5秒うがいのやり方
口の中の細菌を減らすやり方です。
簡単なうがいに比べて、全力5秒うがいは大幅に細菌数を減らす効果が期待できます。
また、口や口周りの筋肉が鍛えられて口呼吸の対策にもなるそうです。
うがいをするタイミングは、朝起きたとき・帰宅時・就寝前。
プラスおすすめのタイミングとして、食事前もいいようですよ。
全力5秒うがいのやり方
1)全力で5秒間「ブクブクうがい」(頬を膨らませて舌を思い切り前後に動かす)
2)全力で5秒間「ガラガラうがい 」
3)1と2を1セットとして計3回おこなう(計30秒)
ポイント:水の量は約30ミリリットル
※うがいをする時にレモンを入れると効果的。(水100ミリリットル+レモン汁5ミリリットル)
歯磨きチェック
歯磨きチェックは、磨きのプロ歯科衛生士の羽野麻未さんが教えてくれました。
1)磨きやすい持ち方であればOK
2)歯磨き剤の量は2センチくらいの長さ(大人の場合)
3)歯磨き剤は口の中全体に行き渡らせてから磨き始める
4)力加減は歯ブラシの毛先が広がらない程度で歯の表面に当てる (強くやりすぎない)
5)動かし方は歯を1本から2本の幅で動かす(約20回程度)
6)すすぎ方は、まず口の中のものを吐き出す
7)吐き出したら、大さじ1杯の水で10秒程度ブクブクうがいですすぐ
すすぐ水の量が少ないのは、歯磨き剤の効果が期待できるため。
デンタルフロスの正しい使い方
デンタルフロスの使い方は、歯科医師の照山裕子さんが教えてくれました。
1)デンタルフロスの長さは指先から肘の長さでカットする
2) 両手の中指に巻きつける(20センチくらいの長さまで)
3) 両手の人差し指でフロスを押さえ、2センチくらいの間隔をあけピンと張る
4)歯の間に入れて優しく動かす
5)動かし方は、糸を歯の表面に沿わせて乾布摩擦をするイメージでゴシゴシと動かす(あくまで優しく)
6)歯周ポケットまで入れながら2、3回こする
7)次の歯間に移る時は新しい部分を使う
難しいと感じる方は、柄つきのフロスを使いましょう。
柄つきのフロスを使うときの注意点として、次の歯間移る時は水洗いしてください。
※インフラント使用の方は、かかりつけの歯科に相談してください。
まとめ
今回は「あさイチでオーラルケアのやり方を歯科医師の宮本日出先生・照山裕子先生が紹介!」と題して解説しました。
マスク生活の口呼吸によってさまざまな病気の危険がありますので、口の中は清潔にしておきたいと思いました。
気になる方は、普段のオーラルケアを見直してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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