2021年12月18日放送の世界一受けたい授業で冬の危険を防ぐために、やってはいけない10の方法について紹介されました!
教えてくれたのは、東京大学大学院教授の中尾政之先生です。
冬は発火・爆発の危険が増加しやすい時期なので、チェックしていきたいと思います。
冬の危険!やってはいけない10の方法
その1 油分がついた洗濯物を乾燥機で放置
油分がついた洗濯物を乾燥機で放置しておくと、自然発火する危険があります。
・ごま油
・オリーブオイル
・植物油
・ボディオイル
・アロマオイルなど
エプロンについた食用油やアロマオイルを拭いたタオルを乾燥機能にかけて放置すると、洗濯物に残っていた油分が乾燥機による熱風で発火する可能性があるようです。
油分がついた洗濯物は洗濯機にかけたら、乾燥機にかけずに自然乾燥させるのがおすすめです。
その2 さつまいもをレンジで加熱
電子レンジで焼き芋を加熱すると燃える可能性があります。
番組の実験では、たった10分で発火して さつまいもが丸焦げになりました。
さつまいもなどのイモ類は水分が少ないため、長時間レンジで加熱すると水分がなくなって発火する危険性があるようです。
焼き芋を加熱するときには、目を離さずに常に確認するように気をつけましょう。
その3 こたつに洗濯物
こたつで洗濯物を乾かすと、洗濯物がこたつ部分のヒーターに触れ発火するおそれがあります。
また、座椅子などに敷いた座布団などがヒーターに触れて発火する危険があるようです。
こたつ製品の注意書きに書いてありますので、絶対にやらないように気をつけましょう。
その4 断線したコード
断線したコードや束ねたコードは発火の危険性があります。
断線したコードのまま電気を流すと発火する可能性が高いですし、束ねたコードも熱を持っている可能性がありますので気をつけてください。
その5 カセットコンロで炭を加熱
手軽だからと、カセットコンロで炭を起こそうとすると爆発の危険があります。
炭の熱がガスボンベに伝わって爆発を起こすようです。(番組の実験では14分で爆発していました)
キャンプなどでもやってしまいがちですが、絶対にやらないようにしてください!
その6 収れん火災
収れん火災とは、紙に虫眼鏡をあてると燃える現象と同じです。
窓際に光を集めるものがあると火災の危険があります。
水の入ったペットボトル・花瓶・金魚鉢などで発火する可能性があり!
冬は夏に比べて太陽の位置が低いため、部屋の奥まで光が差し込むので要注意です。
直射日光に当たらないようにするか、外出時はカーテンを閉めるなどするようにしましょう。
その7 折れ目がついたホットカーペット
折れ目がついたホットカーペットを使用していると、電熱線が重なって高温になり発火の危険があります。
気づかないうちに折れている可能性があるかもしれませんので、必ず確認しましょう。
※収納するときも電熱線が傷つかないように気をつけてください。
その8 シュレッターにエアダスター
エアダスターで掃除をしてはいけないのはシュレッダーです。
エアダスターのガスは空気より重い可燃性ガスのため、シュレッダーの中に溜まってしまいます。
電源を入れたときにショートして発火が起こる危険性もあるようです。
シュレッターの注意書きに、可燃スプレー厳禁と書いてありますので絶対にやめてください!
その9 エアコンの掃除
エアコン内部の掃除をするときには、洗浄液を配線の端子にかけないように気をつけましょう。
洗浄液が残ったままだと、電源を入れたときに端子部分にショートが起こり発火の危険があります。
不安な方はお掃除業者さんに相談することがおすすめです。
その10 ガス抜き中に引火
ガスボンベのガス抜きをシンクで行うと引火する危険があります。
特に冬はお鍋などでガスボンベを使う傾向にあり、翌日処分しようとシンクでガス抜きをやってしまいがち。
ガスは空気より重たいため、シンクでガス抜きするとガスがたまってしまい、そこに静電気が起こると引火の危険があるようです。
ガス抜きをする場合は屋外の風通しの良い場所で行いましょう。
まとめ
今回は「世界一受けたい授業【冬の危険を防ぐ!やってはいけない10の方法】中尾政之先生が紹介」と題してまとめました。
身近なところに危険がありますので、気をつけたいと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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