台風3号が大型で強い台風となって沖縄の南の海上をゆっくりと進んでいます。
日本への影響があるのか、今後の台風3号の動きや状況などが気になるところです。
そこで今回は、米軍の最新の雲の状況とヨーロッパの最新情報を見ながら、天気図と合わせて今後の九州沖縄への台風の影響について見ていきましょう。
米軍とヨーロッパの最新情報
大型で強い台風に発達した台風3号は、沖縄の南の海上にあり発達しながら北西にゆっくりと進路をとっています。
米軍の最新の雲の状況を見ていきましょう。
日本の沖縄から南にある赤字で表示されているTS05W”GAEMI”が台風3号「ケーミー(Gaemi)」です。
また、TS04W”PRAPIROON”というのが台風4号「プラピルーン(Prapiroon)」となり、2つ同時期に発生しています。
ヨーロッパの最新情報では、日本から画面下に緑色の部分が見えているのが台風3号。
台風4号は南シナ海に位置しているため、画面上では見えていません。日本への影響はない見込みです。
九州沖縄への影響は?
台風3号の進路予想と天気図を参照してみましょう!
台風3号の中心気圧は、990ヘクトパスカルで最大風速30m/s。
北西に進路をとっており、7月24日(水)〜25日(木)頃に沖縄の先島諸島付近を通過する可能性が高くなっています。
また、南シナ海の台風4号は北寄りに進んでおり、中国とベトナムの国境付近に上陸するため、日本への影響はないでしょう。
沖縄では7月23日(火)から25日(木)頃にかけて、暴風・強雨で大荒れの天気となる可能性があるため、台風情報を細かくチェックしながら、台風対策を早めに進める必要があります。
24日に予想される風向・最大風速・最大瞬間風速
- 沖縄本島地方:南東の風・17メートル・最大30メートル
- 大東島地方:南の風・15メートル・最大25メートル
- 宮古島地方:南東の風・25メートル・最大35メートル
- 八重山地方:東の風・45メートル・最大60メートル
九州地方は、25日(木)から26日(金)にかけて台風の影響で強風と雨が降る可能性が高くなります。日本本土からは離れて進んで行くため、九州北部への直接的な影響はない見込みです。
ただし、台風の通過にともない高波の可能性があるため注意が必要です。
飛行機の運行状況は?
飛行機の運行状況については以下をチェックしてみてくださいね。
台風3号2024 進路予想まとめ
台風3号は沖縄の南の海上にあり、今後は北西に進路をとりながらゆっくりと進んでいます。
台風4号については、中国・ベトナム方面に進むため、日本への影響はないとみていいでしょう。
しかしながら、台風3号は沖縄・先島諸島を直撃する恐れがあるため警戒が必要です。特に、24日から25日にかけては大荒れとなりそうなので、十分注意してください。
- 高波や高潮の恐れがある海岸周辺には近づかない
- 海岸周辺の道路の冠水や浸水などに注意しておく
- 安全に行動できるうちに避難する
以上に気をつけたうえで、天気予報や交通情報を細かくチェックしておきましょう。
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