8月6日の気象庁によると、小笠原諸島・父島の南西にある熱帯低気圧が「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表。今後の動きや状況などが気になるところです。
そこで今回は、米軍の最新の雲の状況とヨーロッパの最新情報を見ながら、天気図と合わせて今後の東日本から北日本への影響を見ていきましょう。
台風5号の米軍とヨーロッパの最新情報
小笠原付近に発生していた熱帯低気圧は、8月8日現在父島付近から北東にかけてゆっくりと進路をとっています。
米軍の最新の雲の状況と台風5号の進路を見ていきましょう。
日本の父島付近にある赤字で表示されているTD06Wが熱帯低気圧で、今後台風に発達する可能性があります。
現在はすでに台風5号(マリア)となって日本に接近中です。
米軍の情報では、北東に進路を取っており、10日から12日にかけて日本に最接近しています。
次にヨーロッパの最新情報をチェックすると・・・。
ヨーロッパの最新情報では、日本から画面右側に緑色の部分が見えているのが熱帯低気圧➡台風5号へ。
8月8日木曜日18:00の予想天気図です。
※情報は8月7日から8月8日時点になっていますので、状況によって変動する可能性があります!
台風5号の関東・東北・北海道への影響は?
台風5号の進路予想と天気図を参照してみましょう!
2024年8月9日の天気図では、熱帯低気圧の中心気圧980ヘクトパスカルで、日本の南東海上を30km/hの早さで北に移動しています。
気象庁の天気図は以下のとおりです。
8日9:00~12:00には台風5号となる見込みで、中心気圧は996ヘクトパスカルで最大瞬間風速25m/s。父島の東北東約220kmに位置しています。
9日15:00には日本の東、中心気圧は980ヘクトパスカル・最大瞬間風速40m/sの予想。
10日15:00は、中心気圧975ヘクトパスカルで最大瞬間風速45m/sで北に向かって進路をとっています。
関東では9日から10日かけて暖かく湿った空気の影響で、活発な雨雲がかかる可能性があるので局地的な大雨・雷雨への注意が必要です。
11日15:00の中心気圧は975ヘクトパスカルで最大瞬間風速45m/s。
12日15:00の中心気圧は985ヘクトパスカルで最大瞬間風速35m/sで、日本の東を通過する予想です。
13日15:00の中心気圧は994ヘクトパスカルで最大瞬間風速30m/s、北海道地方に上陸する見込みです。
11日から12日頃にかけて東北地方の太平洋側に接近・上陸する見込みなので、東北や北海道の方は、雨・暴風・高波など十分注意しましょう!
台風5号2024 進路予想まとめ
台風5号は、父島付近の海上にあり、今後は北に進路をとりながらゆっくりと進んでいます。
現在の台風たまごから台風5号に発達する可能性があるため、関東・東北・北海道では大雨に警戒する必要があるでしょう。
今後は、道路の冠水や浸水などに注意しながら、天気予報や交通情報を細かくチェックしてください。
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