2021年12月8日放送のガッテンで基礎発汗を増やすやり方について紹介されました!
教えてくれたのは長崎大学の室田浩之教授です。
汗をかかないと乾燥肌になりやすい
汗は暑いときに体を冷やす役割のほかに、皮膚の水分量を維持する役割も果たしてくれます。
それが「基礎発汗」というもので、皮膚に必要な保湿成分を供給してくれるようです。
普段汗をかかない生活を送っていると、神経や汗線が眠った状態になります。
そうなると汗をかきにくい状態になり、基礎発汗も出にくい状態、つまり乾燥しやすいお肌になるということです。
汗活で基礎発汗を増やす
基礎発汗:普段の状態(安静にしているとき)でも汗として実感がない不感発汗のこと。
基礎発汗を増やす効果の理由
汗には保湿成分が含まれています。(保湿成分:乳酸ナトリウム)
汗をかくと乳酸ナトリウムが皮膚に出て、水分とくっつきやすい性質があるようです。
皮膚の表面の水分や角層の水分とくっついて離れにくくしてくれます。
そのため、皮膚の上に水のバリアができて、乾燥からお肌を守ってくれると室田浩之教授が教えてくれました。
※汗には、乳酸ナトリウム以外にも尿素・乳酸・乳酸カリウムといった成分が含まれています。
汗活で基礎発汗を増やす方法
基礎発汗を増やす方法は、日常生活のなかで意識すれば簡単にできることです。
汗活
1)毎日お風呂の湯船につかる
2)辛いもの・温かいものを食べる
3)運動する
注意点
- 普段汗をかかない人が急に負荷のかかったやり方をすると、体に支障が出てくる場合がありますので、少しずつ始めるのがおすすめです。
- 汗が出る瞬間にピリピリした痛みがある場合はダメージが少ないですが、耐えきれない痛みや赤い斑点が出る場合には医療機関に相談するようにしましょう。
- 皮膚の表面にあふれている汗は、長時間を放置するとトラブルになることがありますので、水で洗い流したりおしぼりで拭いたりするのが重要です。
- 保湿剤は汗の効果を発揮させる意味でも大切なので、バランスを取りながら使用しましょう。
まとめ
今回は「ガッテン【汗活で基礎発汗を増やす方法!乾燥肌改善策】室田浩之教授が紹介!」と題して解説しました。
汗をかくことの役割と重要性がわかりました。
普段、乾燥肌で悩んでいる人は、少しずつ汗をかく習慣を身につけるのが良いようですよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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